【リノベノトリセツ】グランドシティ大宮W321号室編

METのリノベは、こだわりがたくさん詰まってます♪

どうにか伝えるために試行錯誤した結果、物件紹介ページとは別に、物件の魅力やMETからの提案をする為、【リノベノトリセツ】を作りました♪

物件検討中の方も、単なるリノベ好も楽しんでいただけると幸いです。

この記事を読むと・・・

☑ 他のリノベ済物件とMETのリノベ物件との違いが明確に分かる

☑ グランドシティ大宮W321の魅力が分かる

☑ METの想いが見えてくる

前提として

グランドシティ大宮W321号室の専有面積は約56㎡

決して広くはないが1人で住むなら狭くはないんです。

この空間に、1LDK+土間+ウォークインクローゼットを詰めこんでいます。はい。

だから是非、自分専用の城として、自分のワガママを存分に発揮できる城として、

1人で住むのが最適だと我々は思ってます。※2人でも住めます。念のため。

-コダワリノDOMA-

DOMA(土間)があると、どうなるの?果たして必要なの?

こだわりが無い方からすれば、こんな感想だと思います。

でもDOMAの使い方を知れば、自分の趣味を活かせたり、新たな趣味に手を出す切っ掛けにDOMAがなるかもしれません。

【土間とは】

個人的見解としては、拡張性のある空間だと思います。拡張性というのは広さではなく可能性。例えば土間の壁には下地を仕込んでます。下地があると、ネジがはいるのでDIYなどでも棚を取り付けたり出来るんです。

↓↓ 例えばこんな感じで棚を取り付ければ、たくさんの靴、キャンプや釣り道具などをかっこよく収納できます。

ショップの様な雰囲気作りも簡単に!

※画像お借りしてるので、問題がある場合はお声がけください。

自転車を置いたり、壁に掛けたりも自由にできますよ♪

【汚れすらも味になる】

土間は基本土足で行き来するので、床の汚れをあまり気にしないで良いものです。

つまり汚れてもいい作業場として活用できるので、陶芸などの創作系のアトリエとしても最適♪

画像で紹介したように、棚板の取り付けはもちろん、壁にウッドの建材を貼ったり、塗装をしたりと

カスタマイズできて、自分好みの空間に仕上げることが簡単なのが土間の魅力。

そんな拡張性のある場所で自分の趣味に没頭し、自分だけの世界を持ってほしくてDOMAを造りました。

-挟まれたWIC-

じつはこのグランドシティW321号室、大きい収納はこのWICのみなんです。

洋室に無いの?と思うかもしれませんが、想像してみてください。生活を。

洋室は寝室として利用したりがメインかと思います。

【朝起床→トイレや洗面室→着替える→リビングでくつろぐ。または出かける】

物件の間取りを参考に見ると、理にかなった配置だと思いませんか?

こうなると洋室の収納の必要性は低くなりますし、小物などは家具で収納に対応できます。

リビングとDOMAに挟まれたWIC。WICを出るとトイレや洗面室はすぐ。

こんな動線なら、WICも挟まれ甲斐があったってものです。

WICは入口右に棚収納、メインに棚+パイプハンガー ✖2

本物件WIC
本物件WIC

おおよそ3帖の広さですが、夫婦+子2人分の衣類の収納が可能♪

1-2人を想定しているので、かなり余裕のある収納力が魅力です。

加えて、廊下側からのアクセスにはなりますが、廊下収納もあるので

掃除用具などが分けて収納できます♪

カナメノキッチン

料理好きはもちろん、料理に無関心でもこのキッチンなら見合う料理を作りたくなる!

そんな気分にさせてくれるキッチンを造りました♪

背面キッチン+広めの造作カウンターを設ける事で作業のしやすさとデザイン性を実現♪

カラートーンは抑えながら、コンクリートの様な表情が素敵なキッチンです。

キッチン自体はクリナップのラクエラを採用。食洗機や収納力などの基本性能はしっかり押さえた使いやすさが魅力!

カウンター部の内側は↓画像のようになっており、ゴミ箱やスツールなどを収納可能。

電源コンセントありで、ブレンダーなどの調理器具も利用可能!

男性にも女性にも好まれる丁度いいテイストです。

置く家具や、小物にとらわれない。逆を言えば、どんな雰囲気にも対応できる万能な空間と言えます。

これまでの画像だけ見ていると主張の強いキッチンだと感じる方もいると思いますが次の画像をご覧ください。

カウンターのダイニング側面をクロス仕上げにすることでLD側から見たときにキッチンの主張を程よく抑えています。個としてのキッチンは存在感がありながら、全体で見たときに主張しすぎない!

メイン空間であるリビングの雰囲気を壊さず、機能的かつデザイン性を備えたキッチンが要になってます。ただ、冷蔵庫だけは慎重に選んでください♪

ナナメノドア

こだわりはこんな所にもあります。

リビング内にあるROOM5.1帖。すでにキッチン画像でもドアが映り込んでいますが、間取り図を見ると

ドアが斜めに設置されているんです。

キッチン⇔リビングの動線をスムーズにするために角を削り斜めに。

こうすることで余計な角が排除でき、デザイン的にもスムースな室内に♪

床のつなぎ目

室内は、用途に応じて床材が変更されています。

例えばメインは木のフローリング。

キッチンは、油や水はねを考慮しフロアタイルなど。

通常の住宅であれば、これは一般的でよくある事です。

この床材のツナギの処理には見切り材を入れるのですが、いくつか種類があります。

例えば・・

見たことある人も多いのではないでしょうか?床と同じトーンの柄で目立ちにくく仕上げてます。

色々種類がありますがMETではこのタイプを採用↓↓

ステンレス素材の見切り材。

存在感を抑え、自然な床材のツナギとして採用しています。段差が極力抑えられるのもポイントです。

以前販売した物件では、真鍮素材を使用したりもしました♪

アルミ素材や、ヘアライン加工されているものなど種類も様々です。

物件見学の際には、色々な物件を見学すると思いますが、こんな所にも目を向けてみると面白いのではないでしょうか♪

床に注目

METのリノベ物件のほとんどの床は、オークの床

興味ない人からしたらオーク?知らんわ。

と見過ごされてしまいがちですが、専有面積の大半を占めるフローリング。

これを機会に1歩踏み込んで知ってください♪

フローリングは2種類あります。①無垢 ②複合です。

①無垢は、木を切り出し内部まで同一の木材。調湿に優れ、肌触りも良く自然素材を楽しめる反面、木が収縮する為、隙間ができてホコリが溜まったりしてしまうことも。

②複合は、更に枝分かれし A.シート B.突板 C.挽板 の3種類 

共通するのは、床材を横から見ると2層に分かれており、下部が合板 上部がそれぞれの素材で形成されています。無垢材と違い合板は収縮が気にならないため、隙間発生のリスクが低いのが利点。

METでは②複合のC.挽板を使用しています。

挽板は2-4㎜の無垢材を合板の上部に貼り合わせた床材です。収縮リスクを抑えながら、表面は無垢なので質感や肌触りは無垢材に近いものがあります。

そして冒頭に出たオークというのは、表面の木の種類です。

様々な木種があり、特徴は様々。ウォールナットや杉などは聞いたことがあるのでは?

オークは広葉樹に分類されるナラの総称です。

特徴は重厚感があり、高い硬度なので傷などにも強く床材として人気があります。

丁度良い木目の表情が人気で、北欧テイストの室内にピッタリ♪

シート(プリント)が表面の床材は、傷や汚れに強く、メンテナンス性も高く人気がありますが

METでは、肌触りや本物の木が持つ質感を感じて欲しい願いからこの床を採用しています♪

ぜひ床に関しても見比べたり、時には素足でその感触を試して違いを確かめてみてください。

窓と気密性

マンションは木造に比べると気密性が高いと言われており、マンションは暖かいという印象を持たれている方も多いのでは?

リノベーションでは、築年数の古い物件を扱うことも多く、住み始めてからの快適性を考えたときに

サッシ性能の問題は避けて通れないのが事実です。

なぜなら室内の温度が逃げていくのは開口部である窓だからです。

「最大の暖房器具は、窓の性能をあげる事」なんて表現する人もいるくらい。

しかし古い物件はサッシの性能が今と比べて低いので、冷暖房効率が悪くなりがち。

ですがマンションはサッシや窓枠を交換する事が基本出来ないのです。

そこで改善策として「内窓」の設置です。

既存の窓の内側に、もう1つ窓を設置することで気密性をあげる事が可能です。

気密性が上がることで、結露の低減や冷暖房効率向上に繋がります。

さらに防音性も上がるので外の音なども聞こえづらくなります。防音効果も体感して頂けるくらい向上します♪

快適性+お財布にも優しい省エネでエコな効果があります。

最後に

この記事を通して、少しでも弊社のコダワリや住み手への想いを知って頂けると嬉しいです。

住まい探しには、色々な条件があると思います。

予算、エリア、間取りが優先されると思いますが、この様な室内仕様や間取り(動線)などにも

興味を持って頂けると、購入後の生活がより豊かなものになると思います♪