【桜区田島】生まれ変わる田島団地とつながりの場「団地キッチン」田島

さいたまの街をもっと知ろう!深く掘っていこう!意外と色々あるぞ、さいたま!ということで、さいたま市の魅力を掘り起こしていくこの企画。

今回はさいたま市桜区田島にある田島団地と、田島団地にできた「団地キッチン」田島にスポットを当ててみたいと思います。

塗り直す前の田島団地

桜区田島については以前ご紹介させていただきました。

その時の記事がコチラ
>>【桜区田島】田島は住みやすさ満点!

新しくなる田島団地

田島団地は総戸数1800を超える、かなり大規模な団地です。

スーパーや飲食店、病院を抱え、まさに一つの「街」として発展してきた田島団地も築50年を超え、2つの老齢化が問題となってきました。

ひとつは建物そのものが古くなってきたこと、もうひとつは住む人の平均年齢の老齢化です。

住みたくなる団地に生まれ変わる

塗り直した後の田島団地

現在、田島団地では、団地再生事業の工事用のシートに覆われた建物が多くみられます。

外壁の塗り直しをしている建物もあれば、建物そのものを建て直すために壊しているところもあります。

さいたま市が進める西浦和駅周辺のまちづくりプランとも連携し、建物の集約化、バリアフリー化を進め、新しい「住みたくなる」団地に生まれ変わっている最中なのです。

選ばれる団地に生まれ変わる

また、田島団地の居住者の平均年齢も、田島地区の居住者の平均年齢と比較すると高くなっています。

一部の若い方の間では団地ブームが来ていて、団地に住むことが「エモい」とされ団地への注目は高まっているそうです。

しかし、一過性のブームではなく、若い人たちが住居を選ぶ時の選択肢のひとつとして当たりまえに並ぶもの、選ばれるものに生まれ変わるため、これからの時代に合った魅力的な田島団地づくりが進められています。

通いたくなる場所「団地キッチン」田島

生まれ変わる田島団地の目玉のひとつに、「団地キッチン」田島があります。

「団地キッチン」田島外観

元々りそな銀行の支店が入っていたところをリニューアルし、「団地キッチン」田島としてオープンしたのは2022年のこと。

カフェスペース、レンタルキッチン、ブルワリーを備え、誰もが「作る」「食べる」「知る」を楽しめる「食」の拠点となっています。

店内の様子。ちょうどお客さんがいなくなったところを見計らって。

店内は陽の光がたっぷりと差し込み、とても気持ちがいいです。

この時間にお客さんが途切れることはあまりないのだとか。写真を撮るにはラッキーでした。

お伺いした時にも、ご年配の方、親子連れの方、スーツを着たサラリーマン風の方と、いろいろな世代の方がいらしていました。

まさに大人から子どもまで、みんなの憩いの場。

クリスマスシーズンだったので、店内の装飾もクリスマス仕様です。

通路も広く、ベビーカーでもそのまま入れそうです。

子ども用の椅子が、きちんと「椅子」なのも嬉しいポイントです。

子ども用の椅子の用意もあるので、お子さんと一緒でも安心です。お店の方の対応を見ていても、ここなら子どもと一緒でも落ち着いてご飯が食べられそうだな、と感じました。

反射して見えづらいですが、ブルワリー。ここで美味しいビールが…

イベント前日にお伺いしたので、ブルワリーの奥では何か作業をなさっていましたよ。

毎日来ても飽きないランチメニュー

カフェのコンセプトは「日々の食事をおいしく、楽しく」、まさに毎日でも食べたいような食事メニュー、スイーツメニューが提供されています。

ランチメニュー

定食メニューはアジフライ定食・鯖の塩焼き定食・豚の生姜焼き定食・鶏の唐揚げ定食の定番メニューに加え、日によって変わるスペシャルランチの5種類。

ステーキなどのように「すごく華やか!」というのではないけれど、毎日食べたい、毎日食べられるメニューが揃います。

鯖の塩焼き定食

アジフライにするか、迷いに迷って注文したのは鯖の塩焼き定食。

麦ごはんがもちもちしていて美味しい!お味噌汁が具沢山で嬉しい!

鯖の塩加減もちょうどよくてご飯が進む進む。

個人的には鯖の骨がないことがポイント高かったです。

お年を召した方でも、小さな子どもでも、骨がないだけで魚を食べるハードルが下がると思うので、「食」の世界を広げるという意味でもいいなと感じました。

副菜のひじきと大豆の煮物も、自分で作るのはなかなか面倒なので、定食で食べられたら嬉しい。

本当に毎日食べられるメニューだと感じました。

目移りしちゃうティータイム

カフェメニュー。これ以外にもドリンクが充実しています。

そして14時から提供のスイーツも見逃せません。

この日は一番人気だという「DANCHIプリン」をコーヒーとのセットでいただきました。

DANCHIプリン。また食べたいです。

見て!モリモリのクリーム!

見て!クリームの上のさくらんぼ!

つっついたらプルプル揺れそうなプリン!

食べる前からテンションが上がります。目の前に出された時、口角が上がりましたもの…。

メニューにも記載のある通り、昔ながらの喫茶店風の弾力のあるプリンです。

カラメルも程よい苦味で、おいしい。

コーヒーも変な苦味や酸味もなく、おいしい。

こちらのコーヒーは豆でも売られているので、おうちで楽しむこともできるんですよ。

店外に出ている看板。家でも楽しめるのはいいですね。
焙煎機。

マルシェで広がる食の世界

「団地キッチン」田島では、月に1回、埼玉県内のいろいろなお店を集めてマルシェを開催しています。

11月25日に開催された回に、娘とお邪魔しました。

マルシェの様子。

初めてお伺いしたので、子連れでどうかな?と思いましたが、「団地キッチン」田島の方も、出店されている方も子どもにも優しい。

普段は駐輪スペースの場所がマルシェに早変わり。

奥で娘が狙っています…

こちらはポテトとチーズの専門店 Bouquetブーケのさつまいもチップス。紅赤研究会のおいもを使っています。

やっぱり娘が狙っています…

こちらは土筆堂のパンとスープ。肌寒い日だったのでスープの温かさが沁みました。

ペットボトル以外に、その場で飲める飲み比べセットもあります。

そしてそして!マルシェではクラフトビールのペットボトルが数種類販売されるのです。

ペットボトルなら車で来ていても持って帰れるのです…うふふ

「焼き芋ブラウン」をいただき、おうちに持って帰って飲みました。

ほんのりおいも、という感じで美味しかったです。他の種類も飲んでみたい!

今後の開催予定は公式Instagramや公式ホームページでも告知されています。是非行ってみてくださいね。

つながりの拠点の場

「団地キッチン」田島にお伺いして感じるのは、非常に居心地がいい、ということ。

ご飯が美味しい、スイーツが美味しい、それ以上に、穏やかで居心地のいい空気が流れているな、と感じます。

田島団地という地域とのつながりの場、シェアキッチンを通じて人と人のつながりを広げていく場、マルシェを通じていろんな「食」とつながる場。

「団地キッチン」田島は、「人と人をつなぐ場所」であるだけでなく、人と地域をつなぐ場所でもあるのだな、と感じました。

人と人のつながりの場を開いている方はたくさんいらっしゃいますが、それが団地の一角にいつもあることで、より利用しやすいのではないでしょうか。

「団地キッチン」田島
住所:埼玉県さいたま市桜区田島6丁目1-20
営業時間:ランチ営業11:00〜14:00(ラストオーダー13:45)
     カフェ営業14:00〜20:00(ラストオーダー19:00[フード]、19:30[ドリンク])
定休日:水曜日、日曜日
支払い方法:現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(楽天ペイ、auペイ)
駐車場:なし
公式ホームページ:https://danchi-kitchen.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/danchikitchen.tajima/

まとめ

今回は、新しく生まれ変わろうとしている田島団地、そして、その象徴とも言える「団地キッチン」田島をご紹介しました。

通勤通学に便利なエリアだけに、生まれ変わる田島団地への期待も、「団地キッチン」田島を介した人と人との繋がりへの期待も高まります。

実は、メットデザインホームでも、リノベーションを得意としています。

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