不動産営業マン家を買う Vol.03 見学編
このブログは、不動産営業マンが、不動産購入から引っ越しまでを綴るブログとなっています。
見学の段取りはこうです。
❏業者へ紹介可能かの在庫確認の電話
❏内見希望を伝え、名刺をFAXまたはメール
※私は不動産営業なので、自分が見学する際も、勤務する会社を通して段取りします。
なぜなら、お客様として、掲載元の業者へ問い合わせて物件を契約すると、その業者へ
仲介手数料を支払わなければならない為、それを避ける方法として、この様に見学します。
今回の物件は空室だったので鍵は業者が保管しているとの事。
鍵を取りに行かなければなりません。
見学する物件から、車で30分程の場所にある業者へ向かうのですが
なかなか大変です。
苦労して借りてきた鍵を手に、現地に到着。
車を停めエントランスへ。。
エレベーターに乗り込み目当ての部屋へ。期待が高まります。
<今回の見学で確認したかった事>
・梁の高さ
・天井高
・PS(パイプスペース)の場所
こんな事を意識して見学しました。
なぜなら、リノベーションするからです。
例えば梁の高さ。
これは築年数も古いので梁が低かったりと図面ではなかなか確認しづらいので。
併せて天井高もです。
古い物件は洗面室へ入る際、床が少し高くなっている事が多々あります。
これは配管スペースの為の段差なんです。これを解消するのに置床をしてフラットにしたかったので、梁や天井高を確認しました。既存の床に束を立てて、その上に床材を貼って高さを合わせる行為を置床(おきゆか)などと言ったりします。10㎝位は床が上がるので、天井と10㎝近づく事を意味します。
間取りの中心を玄関側からバルコニーに向かって突き抜ける梁
リビングに入るドアの真上に梁が通っている。。
高さは2m10 置床すると2m
私、身長は日本男児平均位ですが、まあまあ圧迫感感じるなぁと。
でも、ずぅーっと梁の下で生活する訳でもないし、間取りの収まりも良さそうだし、いいじゃん いいじゃん♪
最後にPSです。
これはマンションを縦に走っている配管です。
この配管は動かすことが出来ないのでリノベーションでキッチンなどを移動させる場合も、PSを意識して
間取りを考えなくてはいけません。
※後に、このPS問題で頭を悩ます日々が訪れるとは・・・。それはまた別の機会に。
特別変な場所にもなく、隅っこに設置されていたので、ここもクリア!
妻や子供らも、お気に召したようで、この物件で話を進める事にしました。
指値交渉がまとまるのであれば・・・・
※指値交渉とは値引き交渉の事です。
予算外の物件でしたが、妻から「結構前から売りに出ているよ」と聞いたときに思ったんです。
そろそろ痺れを切らし相場に合った価格交渉に応じてくれるのでは?
プロならではの鋭い嗅覚が、私を見学へ導きました。
まあ、誰でも思いつきますわな。
そんな、こんなで指値の為、申し込みを入れるべく、物件の担当者と直接会って話をするべく、行動に移すのでした。
次回 Vol.4 -指値交渉編- プロならでは?!指値交渉テクニックがさく裂するのか? お楽しみに!
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≪不動産営業マンからのアドバイス≫
【購入申込書にて指値交渉するべし】