不動産営業マン家を買うVol.10動かざること山のごとし。PS.勘弁して下さいよぉ編
このブログは、不動産営業マンが、不動産購入から引っ越しまでを綴るブログとなっています。
輝雄「今からプラン送りますね!」
するお・するおの妻「(ゴクリ・・・)」
どんなプランを提案してくれるのか緊張が走る・・・
PCモニターにデータ到着の通知が来る。するお、それをクリック
「カチッ」
プランAとプランBの2パターンが用意されていた。
プランA・・・洋室×2、WIC、DEN、LDK の2LDKだ。特徴はカウンターキッチンの向き合う形でワークスペースや勉強に使えるカウンターテーブルが設置されていて、その後ろがダイニング。隣にリビング。このプランは、するおが現地で輝雄に伝えたぼんやりとした要望が取り込まれた理想のプラン。
プランB・・・洋室×2、WIC、DEN、UT、PANTRY、LDKの2LDK。このプランは輝雄が提案の1つとして作成したプランで、するおにとっても初見。
するお「ぬぉっ!・・」
妻「くっ・・」
両方のプランの良さに言葉が出ない・・
いや、
♪「らーらーらー、ら・らーらー・・・」
言葉にできない!!
輝雄「どうですか?」
するお「どっちもイイですね!」
その後、室内仕様の説明や、やりたい工事内容の要望のやり取りを終え、あっという間の初回打合せを終えたのだ。
輝雄「それでは次回の打ち合わせ、宜しくお願いします!」
するお・妻「宜しくお願いします!」
2回目の打ち合わせは、コトリ イノベーションのショールームで打ち合わせする事になった。2週間後の打ち合わせまでに、プランAかBを決め、他の要望も整理しなければいけない。
~その夜~
するお「どっちがいい?」
妻「どちらも捨てがたいよね~」
するおと妻「ですよね~」
「・・・・」
焦りとワクワクの共存するマインドで、渡されたプランにも見慣れて来たするおは、ある事に気が付く。
❏プランAのキッチンのコンロ前に立ちはだかる壁。そしてキッチン後ろのスペース。
❏プランBのキッチン横のスペースにダイニングテーブルが置かれておらず、リビング部にソファとダイニングテーブルが収められている。つまりキッチン横にダイニングテーブルを置くと、動線が悪くなる位しかスペースがない。
プランAの壁を取って、キッチンに立つ妻に開放感を感じて欲しい。更にはキッチン後方のスペースを広げるためにキッチンを前へ移動できないのか?
プランBのキッチンを左へ移動して、ダイニングテーブルを置ければ動線も良く、リビングも広々使えるのではないのか?
するお(なぜそうしなかったんだ・・輝雄くん。)
その時輝雄の目に映った2文字のアルファベット
「PS」
するお「!!!!!!!っ」
果たしてプランは決まるのか!?PS問題を消化できるのか?
次回 Vol.11 甘く見てはいけないデザイナー 編 お楽しみに!➡コチラから読めます。
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≪不動産営業マンからのアドバイス≫
PSはパイプスペースと読むべし!
※上階から下階まで縦に走る生活排水等の通る配管の事。これだけは移動させたり出来ないんです。