不動産営業マン家を買うVol.15するお家具を買う編
このブログは、不動産営業マンが、不動産購入から引っ越しまでを綴るブログとなっています。
-前回までのあらすじ-
自宅のリノベ工事が進む中、するおの希望であるインダストリアルテイストを実現すべく重要な要素の1つである躯体現し。天井部分をコンクリートむき出しにするワイルドで武骨な表現手段だが、クロスを剥がしてみて、躯体の状態が良ければ成立するという内容から、気が気ではない精神状態のするお。デザイナーの輝雄から、躯体の状態が綺麗だった報告を受け現地を見てみると、新たに浮上したパテ問題!悩みの尽きないリノベーションライフに苦悩しながらも、完成へ向けて着々と1歩ずつ進む現場。するおは理想の住まい造りに向けて家具選びを開始する。
-自宅にて-
するお「そろそろ家具でも選んでおこうか!輝雄君を通して注文すれば、引越し前に室内に設置しておいてくれるみたいだよ」
するお妻「へぇ!それはいいわね!でもお高くなるんでしょ?」
するお「金額は一緒だって!でも輝雄君の会社が取引している家具屋さんの商品からしか選べなくなっちゃうけどね」
するお妻「そうなんだ!1回カタログがあれば見てみたいよね!」
するお「だな!」
後日、輝雄に依頼をしカタログを入手したするお。今回の引越しで、するおが購入を検討しているのは以下の家具。
・ソファー ・ダイニングテーブル ・ダイニングチェア ・リビングテーブル ・TVボード ・ベッド
と、ほぼ全てを購入するのですが、ソファーとベッド以外は輝雄の所属するコトリイノベーション提携の家具屋さんで購入する事を決めました。
するお「家具選びっても、改めて選ぶとなると難しいね」
するお妻「確かにそうねぇ。いざとなったら輝雄君に全部任せちゃえば?」
するお(・・・苦笑)(これ以上輝雄君に負担はかけれないっすよ。。)
するおの家のテイストはインダストリアルをベースにした室内。カラーはグレーがベースとなっており、フローリングはグレーで塗装された床材を採用。そしてリビング天井部は躯体現し。
そんな雰囲気に合う家具はどんな感じだろうと色々カタログを見ていると、良さそうな家具に共通する文字が!
それは「古材」
材料に古材を利用した家具で、古材とは読んで字のごとく、古い木材の事。古い建築物で使用された物などが解体され、それらを新たに再利用した物が古材です。古材には以下の様な特徴があります。
「経年による味わい」・・・傷や割れなども逆に歴史を感じさせるデザインの一部として成立し、古材特有の色味や風合いは既製品では表現できない唯一無二のマテリアルとなります。
そんな古材を使用した家具達の載ったカタログを見て、するお夫妻は満場一致で古材の家具をチョイス。
するお(色味の褪せた古材の家具なら、室内の雰囲気にもピッタリだろうなぁ。輝雄君に早速注文入れよっと!)
該当の品番を、すぐに輝雄にメッセージし一旦見積もりを出してもらう事に!
翌日、仕事でコトリイノベーションに顔を出したするおは、代表の良男とデザイナーの輝雄から衝撃のアドバイスを受ける事に。
するお「おつかれちゃんでーっす!!」
コトリイノベーションのみなさん「せわっしゅ!」
するお「輝雄君、いつ位に見積もりあがりそうですか?」
輝雄「するお君、家具の事でちょっと・・」
するお「?」
輝雄「パイン材の家具は、物によってはチープになる可能性があるので気を付けた方がいいっす!オーク材は嫌ですか?」
良男「パイン材だと柔らかいから、すぐへこんだりしますよ!」
するお「えっ!そうなんですか?」
ダイニングテーブルを古材のパインの物を選んでいたするおに対しコトリの二人からのアドバイスでした。
(カタログだと良く分からなかったけど、良男君と輝雄君が言うんだし、間違いないだろ・・!)
するお「室内がグレーベースで小奇麗な雰囲気じゃないので、家具も同じテイストの方が纏まるかなと思って。オーク材だと浮いたりしませんか?」
輝雄「カタログ見ると、色味が入ったオークなので馴染むと思いますよ!」
良男「オークお勧めです!」
するお「アドバイスありがとうございます!そしたらオーダーし直しますね!」
-その夜-
するお「今日コトリさんに顔出したらさ、色々アドバイス受けて古材の家具は止めになったよ」
するお妻「えっ!そうなの?あんまり古材は良くないの?」
するお「そーじゃないんだけど、けっこう古材に使われてる木がパイン材が多くてさ、パイン材はチープに見えたりするんだって。物によるけど。それに柔らかいからすぐ凹んじゃうみたいよ?」
するお妻「そういうのはプロの目線で言ってもらえないと分からないから有難いアドバイスだね!」
するお「確かにそうだね!」
後日、見積もりがあがりそれを目にする、するお。
見積もりには家具の他に、エアコン✕3台、カーテン全室分も加算されている。バラバラも面倒なので、こっそり輝雄に見積もりを依頼していた するお。
金額は100万円を超えた模様。
するお(っく・・・)
輝雄「こんな感じです!注文の際は声を掛けて下さい。」
するお「・・・・・・」
するお「じゃ、これでお願いします!」
するおはマイホームハイになっていた。更に輪を掛けるかのように住宅ローンの低金利もするおを後押ししていた。
日本の住宅ローン恐るべし・・・!
次回 vol.16 求ム!給湯器 編 お楽しみに!
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