【不動産投資コラム】不動産投資とREIT

皆様こんにちは。突然ですがREIT(リート)ってご存じですか?

REITは、不動産投資を証券化した投資です。日本ではJ-REITと呼ばれたりしておりますが、その歴史は浅く20年程となっております。

今回のブログでは、REITについてと、不動産投資(現物)とREITの違いを説明させて頂きます♪

REITの仕組みとは

イメージするなら、株で言うと投資信託です。

REITは「不動産投資法人」が金融機関や投資家達から集めた資金で、様々な不動産を購入して、それで得れた収入を分配する仕組みです。

「それであれば現物の不動産投資と大差ないのでは?」

その様な感想をお持ちの方も多い事でしょう。それではもう少し深堀してみましょう。

現物とREITの違い

❏所有権の有無

端的に言えば、不動産の所有権を持つのが「現物投資」

所有権を持たないのが「REIT」です。

所有権を有する「現物投資」の場合、納税が課せられたり、売却時にも自分で動かないといけません。

対して「REIT」は、証券を保有するので、現物投資にある面倒な手間は掛かりません。

❏対象不動産の種別

「REIT」では、集めた莫大な資金を基に、通常の現物投資では買えない様な物件、例えばホテル、倉庫、テナント物件など多岐にわたる物件が対象になります。「現物投資」では、中古の戸建てや区分、新築アパートや1棟ビルなどがありますが、1棟ビルなどは金額も高くなかなか手出しが出来ません。

❏収益回収時期

毎月家賃が発生しますので「現物投資」では毎月収入が発生します。

「REIT」は年1-2回が多いです。(運用会社等により異なる場合有り)

❏流動性

流動性=現金化です。「現物」は通常契約締結から引渡し(代金支払い)まで1ヶ月ほど掛かる事が多く、販売開始してから買い手が見つかる期間を考えると、非常に現金化時期が読みづらいのがデメリットです。

「REIT」は、証券ですので現金化時期が読みやすく、資産管理しやすいのがメリットと言えます。

上記に上げた以外にも違いはまだありますが、気になる方はネットで勉強してみてください♪

現物不動産は経営。REITは投資。

現物は、このコラムを読むと色々厄介そうな印象を抱く方も多いかと思います。

しかし、そもそも現物不動産投資は、賃貸経営の要素が強く、色々動いて手間が掛かる分、楽しさやリターンに旨味が詰まっていると言えます^^

両側面をよく理解した上で、ご自分に合った手段を選んでみてください!