床材選びは超重要!購入後でもリノベーションで思い通りに_005【さいたま市大宮区MET Design Home】
こんにちは!さいたま市大宮区 MET Design Homeです。
前回(第4回)は、
「中古不動産物件を選択肢に加えることによって、
より良い環境の家を手に入れることができる可能性が高まりますよ~」
というお話でした。
購入後変更することのできない物件の周辺環境をまずは優先して検討し、
購入後変更することのできる内装については、リノベーションで思い通りにしちゃったら?!
という安易そうに見えて結構(?)現実的な提案です。
さて、今回は、そうやって物件選びに成功した(想定の)筆者が
「さて、どうやって自分好みの家に仕上げていこう・・・うしし」
ということを考え始める回にしたいと思います!
今回のリノベーションテーマは「床材」
唐突ですが、みなさんが今いる場所の床は、何材を使っているでしょうか?
こんな質問をされてサクッと答えられる方は
十分にマニアック。(もしくはプロ!)
一般人である私たちが、これに答えられる必要は全然ありません。
ただ、床に関して1つだけ覚えておくと良いと筆者が思っているのは、
「床の威力は莫大」
ということ。補足すると、
「床(がその部屋に対して与える影響)の威力は莫大」
というものです。
空間に対して占める面積が2番目に広いのが床。(1番はもちろん壁です)
床の色・素材が空間の印象を左右することは、考えてみれば当たり前ですね。
そして一般論として、2番目に面積が広い床は、1番面積が広い壁部分よりも
遊びの要素を取り入れやすい場所でもあります。
(洋服でもアウターに柄物を使うよりも、インナーのシャツやボトムスに使うほうが難易度低い的な感覚、ありませんか・・・?)
1番面積が広い壁部分で大胆な色や素材を取り入れるのは
特定の印象づけを行う手法としてはとても有効ですが、
一方で圧迫感を招く可能性も・・
(もちろんそれが好き!!という場合は無問題)
でも2番手の床なら心配なし!
自分が気に入った素材やちょっと取り入れて見たい柄にチャレンジしても、悪目立ちしたりしません。
圧迫感も出ず、ナチュラルに好きな色や柄を紛れ込ませることができています。
・
好きな色、素材感、柄を取り入れるのにもってこいの「床」。
でもそれだけに、部屋のイメージを大きく左右する「床」。
これから家を選んでいく方には
ぜひ床材を重要視してほしい・・・
というのが、筆者のささやかな願望です…!
床材で気に入ったものが使われていると、きっと想像する以上にお部屋を自分好みに寄せてくれますよ!^ ^
逆にこだわらないのは、とても勿体ないかもしれません・・・
ここで一句
『リノベーション 検討するなら まずは床』
(リノベーション物件の購入を検討される方も)
きっと覚えておいて損はありません〜!!
さて、ここからは様々な床の例を見てみましょう!
◎無垢フローリング材
「ツヤツヤしていない(見えない)フローリング」。
素足での肌触りがさらっとしていて、心地よいのが特徴です。経年による自然な色の変化があり、住むことで味わいが増していきます(同時に劣化とも言える)。固い物があたると凹みますが、わかりやすく「傷っぽく」ならない良さも。
◎複合フローリング
「ツヤっとしている(見える)フローリング」。白系カラーもあります。
集成材等の木材の表面にシートを貼ったものです。ソリなどがなく素材として安定していますが、固い物があたると「いかにも傷」な感じになってしまう難点も。
◎複合系高機能フローリング
上記の無垢フローリングと、複合フローリングのハイブリッド型(?)フローリング。
すなわち無垢のような質感(人工的なツヤ感のない)で、ソリや経年劣化が起こらない高機能性を備えたものです。機能性からか、やや高価格設定な面も。
◎タイル
キッチンなどの水回りや、玄関・ベランダ等土足で使用する場所に多用されます。磁器のひんやりした触感から日本では室内に使用されることは多くありませんが、他国ではリビングや居室で使われることも珍しくありません。
柄や色が多様で、パッと部屋の印象を切り替えることができます。
◎カーペット
以前はグレーや薄いピンクなど、ちょっと不思議な色合いの多いイメージだったカーペットですが、最近は様子が変わっている模様。麻素材をつかったナチュラルなものや、パッと明るいグリーンやブルーなど、気軽にお部屋の印象を変えてくれる商品が多数登場しています。
◎塩ビ(塩化ビニール)シート
前出しましたが、こちらはタイルっぽい柄のシートを床の切り替え部分に用いた例です。
タイルを貼るよりも手軽に色や柄を楽しめる、小回りの効く存在。
◎モルタル+ウレタン塗装
「床材を貼る前のモルタルの状態がかっこいい!」といことで、あえてそのままウレタンコーティングを施し、床として使う方法。近年はショップやオフィスで見かける機会が増えましたが、見た目も触り心地も冷たい感じになるので、人が住むお部屋に使うケースは少なめ。
・・・などなど。
いかがでしたか?
ここに挙げたのは一部のみで、実際はもっと沢山、床材として使える素材がでてきます!
好きなお部屋のイメージ写真をもって、ぜひプロに質問してみてください。
ふさわしいものや近しいもの(もしくはそれを使った物件)を
的確に提案してくれるはずです!
それでは今回はこのあたりで。
また次回お会いしましょう ^ ^