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私たちが暮らす住宅の快適さを左右する大切な要素のひとつが「断熱材」です。
外気温の影響を受けにくくし、夏は涼しく冬は暖かく、エネルギー効率の良い住まいを実現してくれる重要な素材。しかし一口に断熱材と言っても、その種類や性能、価格には大きな違いがあります。
コラムでは、主要な断熱材の種類とその特徴、さらにライフスタイルや予算に応じた選び方を分かりやすくご紹介します♪
それでは行ってみましょう!
目次
断熱材は、大きく分けて「繊維系」と「発泡系」、そして「自然素材系」の3つに分類されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
概要:
ガラスを高温で溶かし、綿状に加工した繊維系の断熱材。住宅用断熱材として最も一般的で、ホームセンターでも手に入る手軽な存在
メリット:
デメリット:
費用感:
1㎡あたり約500〜1,500円(厚みによる)
向いている人:
コストを抑えつつも標準的な性能を求める方や、建売住宅、ローコスト住宅を検討している方
概要:
玄武岩などの鉱石を高温で溶かして繊維状にしたもの。グラスウールに似ていますが、耐火性や吸音性に優れています。
メリット:
デメリット:
費用感:
1㎡あたり約1,000〜2,000円
向いている人:
防音性や耐火性を重視したい都市部の住宅、二世帯住宅、アパートなどにおすすめ
概要:
現場で吹き付けて発泡させる断熱材。隙間なく施工できるため、気密性が非常に高く、近年人気の高い素材です。
メリット:
デメリット:
費用感:
1㎡あたり約3,000〜6,000円(吹付厚みによる)
向いている人:
高断熱・高気密住宅を建てたい方、寒冷地に住んでいる方、長期的な光熱費削減を目指す方
概要:
発泡スチロールのような素材で、板状に成形された断熱材。外断熱や床下などによく使用されます。
メリット:
デメリット:
費用感:
1㎡あたり約1,000〜3,000円
向いている人:
耐水性を重視したい方、床や外壁などの部分的断熱を考えている方
概要:
古新聞などの再生紙を原料とした自然素材系の断熱材。ホウ酸などで防虫・防火処理がされています。
メリット:
デメリット:
費用感:
1㎡あたり約3,000〜5,000円
向いている人:
自然素材志向の方、健康・環境意識が高い方、アレルギーに配慮したい家庭
断熱材を選ぶ際に大切なのは、「性能」「価格」「地域性」「ライフスタイル」のバランスです。
また、初期費用だけでなく、ランニングコスト(光熱費)を長期的に見ることも大切です。
多少費用がかかっても、冷暖房費を抑えられる断熱材なら、結果的にお得になるケースもあります。
断熱材は普段目に見えない存在ですが、住宅の性能や快適性を根本から支える縁の下の力持ちです。素材ごとの特徴や価格帯を正しく理解し、自分たちの暮らしに最も合った断熱材を選ぶことが、後悔しない家づくりへの第一歩です。
高気密・高断熱住宅は、ただ暖かい・涼しいだけでなく、「省エネ」「健康」「静音」など、暮らしの質そのものを向上させてくれます。自分に合った断熱材を、ぜひじっくり検討してみてください。
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