不動産情報の今と昔

みなさんこんにちは♪

今回のコラムでは、不動産物件情報の今と昔の違いについて。

情報媒体などの変化により購入者の見学スタイルなどにも大きな変化が！

物件情報について

昔と今では情報源数に若干の変化があり、その変化が住まい探しに大きな変化をもたらしました。

＜業者＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　-現在-

・毎日速報　・レインズ　など　　　　　　→　・毎日速報　・レインズ　・各ポータルサイト

＜消費者＞　　　　　　　　　　　　　　　　　-現在-

・チラシ　・住宅情報誌　・現地看板など　→　・チラシ・各ポータルサイト・現地看板

※レインズと言うのは不動産業者のみが見れる情報サイトであり、各社取り扱い物件が登録されます。A社が掲載している物件を、B社やC社が紹介させてもらうという形です。

※ポータルサイトとはSUUMOやathomeなどの情報サイト全般

ポータルサイトの認知が広がり、お客様の中でも住まい探しなら「SUUMO」「athome」という認識が定着しました。

一般のお客様が無料でポータルサイトを利用し情報を得れる事で、住まい探しが大きく変わったと思います。それまでは情報収集には限界があり、ある意味それまでが閉鎖的だったのだと思います。

現在では、レインズよりSUUMOの方が情報量が多いと思います。

理由の1つとして、レインズに登録せずにSUUMOのようなポータルサイトのみに掲載される物件が存在するからです。

なぜこのような事が起きるのでしょうか？

A社がレインズに物件を掲載し、B社がお客様を付けてしまうと以下のようになります。

☑ 売主はA社へ手数料を支払う　☑ 買主はB社へ手数料を支払う

A社の理想は、売主と買主の双方から手数料を頂きたい。だからA社はSUUMOのみに物件を掲載するのです。

レインズには売主から売却依頼を受けた場合、レインズへ登録しないといけないルールがあります。（1部例外有り）少なからずそのような物件情報は存在します。

また新築マンションはレインズに登録されることは少なく、売主業者のHPやポータルサイトが主になります。

つまり、お客様と同じように不動産会社側もポータルサイトを確認しておかないとお客様の把握する物件情報量をカバーできません。

お客様からお問い合わせを頂く事を反響と言ったりします。

当時は、新聞折込チラシや情報誌等で見つけた物件に対して電話で問い合わせや、不動産会社へ来店し営業から物件を紹介してもらうのが多かったはずです。

その際に、お客様の要望に合った物件を、レインズ等で調べて他社物件も含めて紹介していました。

しかし現在では、お客様がポータルサイトで検索。その際に条件設定で物件を絞っています。

そして画像や内容を確認し、見学するかどうかの判断をする。

ですから、その物件が購入に至らなかった際、別物件等への提案には、お客様のニーズを深く把握しておかないと受け入れてもらえる可能性は低くなってしまいます。

ネットが普及し、多くの不動産に関する情報を誰でも見ることが可能な現在。

必然的に、お客様の知識量も多くなるため、お客様の求める情報も高いものになっているはずです。

不動産に関する情報はもちろん、今後は今まで以上に不動産に付随する＋アルファの提案や情報提供が

スタンダードになっていきそうですね♪