不動産の住み替えは「売却が先」か「購入が先」か?
みなさんこんにちは♪
今回のコラムは住み替えについて。
ただ売るだけならイメージ付いている方も多いと思いますが、自宅を売却して新たに購入する住替えは
お客様からも質問を良く受けます。
「今の家から、新しい家に住み替えたい」
でもいざ動き出そうとすると、こんな疑問が出てきます。
「売ってから買うのか?それとも、買ってから売るのか?」
住み替えの進め方は人それぞれですが、進め方の違いを理解しておくことで、スムーズな住み替えが実現できます。このコラムでは、2つの代表的な方法と、それぞれのメリット・デメリット、そして判断のポイントをご紹介します。
それでは行ってみましょう!
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目次
住み替えの2つのパターン
1. 売却先行(今の家を売ってから、新しい家を買う)
メリット
- 売却金額が確定するため、新居の予算が明確にできる
- ダブルローンを避けられる
デメリット
- 売却後すぐに購入物件を探す必要がある
- 仮住まいが必要になる可能性がある
- 引越しのスケジュールがタイトになる
売却先行はある意味スタンダードな進め方です。
【POINT】
自宅売却の契約から買主への引渡しまでの期間を3-6か月ほど取り、販売図面に予め記載してもらうと◎
売却の契約後に物件探しをし、物件を見つけましょう!
2. 購入先行(新しい家を買ってから、今の家を売る)
メリット
- じっくり物件探しができる
- 引越しのタイミングを自分のペースで決められる
- 仮住まいが不要になりやすい
デメリット
- ダブルローンになる可能性がある(新旧の住宅ローン)
- 現在の住まいがすぐに売れない場合、資金負担が大きくなる
- 売却を急ぐと価格交渉に不利になることも
【POINT】
現自宅に残債がある場合、次の購入予定物件の融資を受けれるかがポイントです。
金融機関への審査や資金計画をしっかり組み立ててスムーズに進めましょう。
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判断の目安

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住み替えの進め方イメージ
売却先行の流れ
- 売却相談・価格査定
- 売却活動スタート
- 買主決定後、新居を探し始める
- 引渡し日までに新居を購入し引越し
※売却と購入の引渡し時期をうまく調整すれば、仮住まいを回避できるケースもあります。
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購入先行の流れ
- 資金計画とローンの事前審査
- 新居の購入
- 引越し
- 現在の家を売却活動
- 売却完了、資金回収またはローン返済
※一時的にダブルローンになる可能性があるため、事前の金融機関との相談が重要です。
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まとめ
住み替えは「売却が正しい」「購入が正しい」といった“正解”はありません。
どちらが向いているかは、資金計画・タイミング・ご家族の状況によって異なります。
大切なのは、事前に全体の流れを理解し、必要な準備をしておくことです。
迷ったら、まずは現在の家の売却価格を把握し、新居の希望条件と資金バランスを見ていくことから始めましょう♪