物件購入のご参考に!!壁の色や素材でリノベを楽しもう_006【さいたま市大宮区MET Design Home】

こんにちは!さいたま市大宮区MET Design Homeです。

前回(第5回)はリノベーションの主要要素である「床」について考えてみた回でした。

 

「床を自分の好きな素材や色にすると、より簡単に自分の理想に近い部屋を実現しやすくなるよ~」

 

これは押さえておいて損はないポイントなのでお家を買ったり作ったりする時にぜひ思い出してくださいね。

 

そして「床」につづき今回は「壁」です。

前回のブログでも書いた通り、「壁」は部屋の中で占める面積が一番広い部分。

床と並んで、重要な役割を果たしていること間違いなしです!

 

今回はそんな壁について、リノベーションで「こんなことやあんなことできるんだ!」というのを

こっそり、ガッツリ!物件事例を見ちゃいましょう~。

 

王道、白い壁に無垢床のリノベーション。爽やか!

 

突然ですが、壁の役割ってなんでしょう?

 

・空間(屋外と屋内、部屋と部屋)を仕切るためのもの

・防音や断熱のためのもの

 

ざっと思いつく機能はこんなところでしょうか。

 

しかしながら筆者、個人的に

上記の最低限の機能 プラス ”空間(部屋)に華を与えてくれる存在”

それが壁だなと感じています。

 

なぜなら壁は、色も柄も、そしてそれを配置する場所さえも、自由に選ぶことができるから!

今回はそんな壁について、色使いや素材に的を絞って見ていこうと思います。

(壁はその形や配置の方法でも楽しむ要素がたくさんあるので、それはまた別の機会を設けてみたいと思っています。)

空間に華を添える存在 ”壁”

みなさんはこれまでに住んだことのある家の中で、印象に残っているはありますか?

筆者は数年前住んでいた家の壁がとても好きでした。

色はカーキグリーン

 

とはいえ敢えてこの色を選んだ訳ではなく、引っ越した先の壁が偶然この色だったのですが

住み始めてから「私この色好きかも・・」と気づいたのです。

 

理由あって引っ越してしまいましたが、未だに「あの壁良かったな・・」と思い出します。(どんだけ)

 

好きだった割に全然残っていない当時の写真。背景に写っているのがカーキグリーンの壁。

 

それまで特段、壁の色や素材に意識を向けたことがなかったのですが

この家で、

 

・色のついた家具は難易度が高いけど、色のついた壁は全然OK (特にアースカラーは空間に馴染む)

・壁に色があることで文字通り空間が”色っぽく”なる(華が生まれる)

・壁(背景色)がアースカラーだと木製の家具が映える

・白以外の壁にアートフレームや時計を飾ると、良い意味で目立つ/寒々しくならない

・壁が2色だと2通りの背景色でインテリアを楽しめる。文字通り2度美味しい!

 

ことなどを学びました。

(その部屋は壁の1面だけがカーキグリーン、他の3面は白の塗装壁でした)

 

また家にいる間常に目に入るので、自分が好きだと思える色が身近にあることで

単純に気分が良かった気がします。

壁の楽しさは色・テクスチャ(=質感)にあり!

 

実際、最近のリノベーション物件を見ていると、このように

敢えて白以外の色に塗った壁をよく見かけます。

 

住む人の好きな色に塗ったり、一部に木やレンガなどを貼って素材を変化させてみたり

壁を自由にカスタマイズして遊びの要素を加えています。

 

ただし前回も触れたように、壁全体を色や柄で覆ってしまうと

ちょっとクドくなってしまうことも。そうしたことから、

 

全体基調は白で統一しながらも、

その一部(例えば4面中1面のみ)を好きな色や素材に変える手法が主流となっており、

アクセントウォール、アクセント壁と呼ばれています。

 

例えば

 

ダークブラウンのキッチンと相性の良いナイトブルーのアクセントウォール。青の面積を抑えているため全体は暗くならず、またメリハリのある色使いで空間の引き締め効果も。
ナイトブルーを背景色に、ポップな色合いの雑貨たちも映えます。
こちらは明るいブルー+無垢材の突き板壁。青空の下にいるようで、お部屋が一気にゴキゲンな空気に!
壁の一部にヘリンボーン柄の突き板を貼ったリビング。白をベースに、素材と柄で変化をつけたオシャレさんな仕上げ。
モルタル仕上げのアクセント壁。控えめなトーンの雑貨がとても似合う。

 

これらは全て、壁の一部をアクセントウォールとして素材や色を変えたもの。

 

少し変化を加えただけで空間が華やかに

住む人のオリジナリティが発揮しやすくなっている感じがしませんか?

 

 

またアクセントウォールの特徴として、ちょっと角度を変えると

お部屋がまったく違う表情になるという点もあります。

 

ナイトブルーの壁のキッチンがあるお部屋。振り向くと、打って変わってナチュラルな印象。

 

まさに、1部屋で2、3度美味しい!空間の楽しみ方ですよね。

 

別の活用方法として、こんな手法も。

玄関脇の壁を一面有孔ボードに。フックを引っ掛けて、細々としたものをかけたり置いたりできます。

 

いかがでしたか?

今回の記事を読んで、壁に対してワクワクしてきた貴方は

リノベーション好きといえるでしょう・・・フフフ。

 

物件選びの際は、折角なので

ぜひ「壁」にも着目してみましょう〜!

 

それでは、また次回。