さいたま市岩槻区本町をご紹介
さいたまの街をもっと知ろう!深く掘っていこう!
意外と色々あるぞ、さいたま!ということで、今回はさいたま市岩槻区本町をご紹介します!
岩槻区本町は、東武アーバンパークライン「岩槻」駅の東口側に所在しています。
岩槻まで電車で来るのは初めてなんですが、東武アーバンパークラインの急行に乗ると
大宮から8分で来れちゃうんですね。
早速行ってみよう!
今までとは、ちょっと違う観光に来た感じで、ワクワクしますね~。
早速向かった先は、こちら。
こちらは1799年に岩槻藩士の儒学者児玉南柯が(こだまなんか)が創設した私塾で、藩士の子弟たちに儒学を中心に講義や武芸の稽古が、行われていたそうです。
いきなり歴史ある素晴らしい建物にたどりついちゃいましたね~。
そうそう、ここは人形のまちとしても有名な場所です。
歩いてきた道の途中でいくつか歴史あるお店がチラホラ。
探し回っているわけでもないのに、こんなにお店があるとは!
これは、やっぱり「さいたま市岩槻人形博物館」に行かないと(^^♪
そもそも何で岩槻は人形のまちなんだろう???
調べてみると、
三代将軍徳川家光が日光東照宮を作るときに、全国から優れた職人を集めました。
日光御成街道の江戸から最初の宿場町だった岩槻にその職人が住み着き、岩槻に数多く植えられていた桐を使って製品を作るようになったとのこと。
そして、その職人の中に人形作りをする人がいて技術が広がり、幕末には岩槻藩の専売品に指定されるほどの重要な産業となり、現在は生産量・生産額とも日本一の人形のまちになっているとのこと。
ほー、そうだったのか。。。
さいたま市岩槻人形博物館には、著名な日本人形のコレクションだけではなく、人形の製作道具や材料、近隣で作られた人形や文献などの資料を展示や、職人による人形作りの様子の映像も見れます。
さいたま市岩槻人形博物館を裏通りを歩いていると、すんごい上品な公園を発見。
「裏小路公園」
さいたま市との合併前に岩槻市役所第4別館として使われていた秋葉邸(旧岩槻町町)の跡地にある公園で、人形彫刻作家による人形の遊具や枯山水がありました。
不思議だけど上品な公園。
この言葉につきますw
住所:さいたま市岩槻区本町4丁目4−19
さらに岩槻城方面へ進むと
「時の鐘」
こちらは、1671年に城主の阿部正春の命令で作られたものとのこと。
この鐘の音で城内や城下の人々に時を知らせていたそうです。
そういえば人形店もですが、ちょいちょい出てくる看板が
どうやら城下町の旧跡名称24箇所ある標柱の一部とのこと。
やはり岩槻城の城下町らしい由緒ある道なんですね。
ここまで来たら岩槻城も見ないと!
本町のお隣の街ですが、岩槻城へGO!
「岩槻城」は、室町時代末期に太田道灌(または父である太田道真)が築いた城です。
その後、北条氏が支配し、江戸時代には岩槻藩の城となったようです。
そして水堀の面積は、全国の城の中でも最大級といわれているそうです。
そんなすごい城だったとは(*_*;
岩槻城近くにある「さいたま市民会館いわつき」の中にさいたま市のB級グルメでもある「さいたま豆腐ラーメン」が食べられるお店があるのを知っていますか?
「レストラン大手門」さん。
さっそく、豆腐ラーメンを頼むと、、、
豆腐あんかけがのった醤油ラーメンで、あっさりなんだけど餡かけのコクと豆腐のボリュームでお腹いっぱい。
優しいお味の中に若干の旨辛をほのかに感じます。
は~。北風に吹かれていた体がすっかり温まりました~。
さてさて、岩槻駅に戻ろう。
ん?あれは?
お!カフェを発見。
なんと築90年の古民家をリノベーションした一軒家読書カフェのようです。
これは入らないと!お邪魔します!
こちらのお店は2016年9月にOPENしたそうです。
店内は、一人でゆっくり本が読めるカウンター席、テーブル席、ソファ席、そして2階には、グループや小さなお子様連れにも人気なお部屋があります。
読書カフェだけに、いろんなジャンルの本がいっぱい。
近所だったら、1日ゆっくり本を読みたいな~。
すっかり癒されました。
ご馳走様でした!
いかがでしたでしょうか?
岩槻区本町。
城下町らしい建造物や由緒ある道。
ずっと守り継がれる伝統文化。
歴史好きにはたまらない街です。
そして大宮から少し足を延ばしただけで、ワクワクできちゃう上品で素敵な街でした。