【不動産投資コラム】短期譲渡と長期譲渡

こんにちは♪今回のコラムでは不動産投資と切っても切り離せない「税金」のお話。

不動産投資をする上で、税金に詳しくなれば、より多くの収益を手元に残すことが出来ます。

気付いている多くの投資家達は、良い投資物件を探すと同じくらい税金には敏感であり、知識が深くもあります。

さて本題ですが「短期譲渡」と「長期譲渡」についての説明です。それでは行ってみましょう!

短期とは?長期とは?

短期譲渡・・・土地・建物を譲渡した年の1月1日時点で、不動産の所有期間が5年以下の場合

長期譲渡・・・所有期間が5年を超える物件を譲渡した場合、長期譲渡に該当します。

分かりやすく言うと、所有してから6回目のお正月を迎えれば、あなたの所有不動産は長期に該当します。

短期、長期で何が違うの?

そこですよね、知りたいのは。

今回のお話は、不動産を売却して得た利益に対して、一定の税率が掛かるのですが、短期所有か長期所有で

税率が倍近く変わってきます。倍ですよ、倍。。

短期譲渡所得・・・利益に対して約40%

長期譲渡所得・・・利益に対して約20%

恐るべし、短期譲渡所得!!

実際の計算方法

それでは参考例として税額を算出♪公式は以下の通り!

譲渡所得 = 譲渡収入金額 −(取得費 + 譲渡費用)

上記「譲渡所得」に税率をかけると税額がわかります。

400万円=2,000万円-(1,500万円+100万円)

<解説>

400万円・・・売買により得た利益

2,000万円・・・売却した物件価格

1,500万円・・・売りに出した物件を購入した時の価格(購入時の諸費用も含める)

100万円・・・今回の売却で掛かった諸費用額

<税額イメージ>

短期なら約40%(税額160万円) 

長期なら約20%(税額 80万円)

どうですか?短気だと税率が高いので、利益の半分近くが税金です。

しかし税金に対する優遇措置「マイホームを売ったときの特例」もございますのでご安心ください♪