【不動産投資コラム】5つの不動産価格

皆様こんにちは!

今回のコラムでは「不動産価格」についてです。不動産価格と言っても実は4つもあるんです。

通常、皆様が目にするのは図面等に記載のある販売価格が大半かと思います。

このコラムを読めば、不動産購入時や売却時に多角的な視野で価格を捉えられ、値段交渉等にも役に立つ知識を得る事が出来ますので、最後まで読んでみて下さい♪

それではいってみましょう!

【5つの価格(価額)】

❏固定資産税評価額

不動産所有者に毎年掛かる税金「固定資産税」を出す上で基準となるのが、この固定資産税評価額です。

評価額は市町村が決定しますが、算出については総務大臣の定める基準を参考に、土地や建物に点数を付けて決まります。登録免許税や不動産取得税等を算出する際に、この評価額を基に算出する事を加えておきます。

❏路線価

道路に面する、宅地の㎡単価を示し、毎年国税庁が発表しています。相続税や贈与税の算定基準になっています。

路線価は、誰でも調べる事が出来ますので、1度調べてみる事をお勧めいたします。

しかし正確な路線価は、土地の形状等により様々な補正率が加味されるため、一般の方は目安として捉えるのが吉。

1月1日を基準日として毎年3月に発表。次に説明する公示価格のおよそ8割が路線価とされています。

❏公示価格

国土交通省の土地鑑定委員会が全国で標準地を選定し、毎年1月1日時点での価格を発表しています。路線価同様に簡単に調べる事が出来ます。標準地の選定には、様々な要因を充分に考慮しており、広すぎる土地や不整形地等は除外されています。

❏積算価格

シンプルに言えば、その不動産の現在価値を算出したものです。主に金融機関が融資の審査をする際に、この積算価格を出し、独自の掛け目にて担保評価を算出します。これによって融資額や可否が決まります。

❏実勢価格

その不動産が、市場で取引される価格が実勢価格です。上記で説明した価格プラス、過去の成約価格データを参考に、実際に勝負できる数字を算出します。しかし実勢価格には、土地の形状や立地等の個別要素や売却主の個別の事情(売り急いでいる事情や、事件や事故など)を加味します。

いかがでしたか?

不動産価格と言っても様々ですよね。全て覚えなくても良いのですが、何となく覚えて概要を知っているだけでも

色々と不動産価格の見え方が変わってくると思います。

不動産評価が低く、融資に苦労されている投資家の方や、検討している物件が適正価格なのか?など小さなことから大きな相談まで、是非弊社へお声がけ下さい!弊社はきっとあなたのお役に立てるハズです!