みなさんこんにちは♪

今回は、建蔽率と容積率についてのコラム。

物件探しをしたことがある人なら既にご存じかと思いますが、是非ご覧ください♪

建蔽率

けんぺいりつ　と読みます。

上記図は真上から戸建て住宅を見た図です。

建蔽率とは、敷地の面積に対して、建物が土地をどれくらいの面積を占めているか？です。

用途地域により建蔽率と容積率の上限は違うのですが、例えば建蔽率50％の地域の場合、

土地面積が100㎡に対して建物は1フロアMAX50㎡までの面積になります。

容積率

ようせきりつ　と読みます。

上記図は横から戸建て住宅を見た図です。

容積率とは、敷地の面積に対して、建物の延床面積（合計）の割合です。

例えば容積率100％の地域の場合、

土地面積が100㎡に対して建物延床面積MAX100㎡までの面積になります。

図の建物は90㎡ですから問題ない事が分かります。

用途地域による違い

先ほども書いたように、建ぺい容積は用途地域により違いがあります。

例えば、閑静な住宅街では、建蔽率40％、容積率80％となっている地域があります。

土地100㎡に対して1フロア40㎡、延床80㎡までの建物が建てられます。

つまり制限が厳しいため、1フロア当たりの面積は小さくなり、土地の占める割合が大きくなります。

このため、％の制限が厳しくなるほど隣地との建物間隔が広がり、ゆったりした街並みになります。

逆に駅に近い商業地域では建蔽率80％、容積率200-1300％ほどです。

隣地との建物間隔が狭く、高い建物が建てられているのはこの為です。

最後に

このように用途地域により建蔽率、容積率が定められており、建てられる建物の面積も

制限されています。

厳しく制限された住宅街で土地を探す場合、希望の広さの建物を建てたい場合、建蔽率をクリアするために、より広い土地を購入する必要があったりと、この仕組みをよく理解して物件探しを進めてください♪