【事例】建築士が自宅マンションをリノベーション

(間取) (居間) (間取)
価格
物件種別 中古マンション
間取り 3LDK
所在地 埼玉県さいたま市中央区
交通 JR埼京線
JR埼京線
築年月 新築/中古 中古
面積 約76m² 計測方式
バルコニー 向き
建物階数 部屋階数
建物構造 RC
管理形態 全部委託  管理人日勤  管理組合有
間取内容
駐車場  駐車場詳細についてはお問い合わせ下さい 取引態様 その他
引渡/入居時期 現況
周辺環境
設備・条件
物件番号
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※物件掲載内容と現況に相違がある場合は現況を優先と致します。

物件紹介

今回の物件は、2017年にリノベーション工事をし、売主様が居住中の物件

売主様は、リノベーションをメインに手掛ける設計事務所の1級建築士。

プロの具現化された住みやすくてカッコイイ室内を是非、ご覧ください♪

間取り

南西向き 

約76㎡の3LDK+WIC (Room1,6.5帖 Room2,4.6帖 Kids Space,6.0帖 LDK,17.0帖)

テクスチャーを楽しむ

室内、特にLDKに入って驚くのは、様々な素材や色、テイストが随所に使われていること。

例えば床は無垢材をヘリンボーン貼りにして「ミッドセンチュリー」はたまた「ヴィンテージアメリカン」。

木の温かみを感じると同時にダイニングに目を向ければ、「ブルックリンスタイル」に代表されるレンガ(ブリックタイル)が壁に敷かれ、ダイニング側から見たキッチン壁はモルタルで無機質。

アイアンフレームに収まる網入ガラスやブラックでアクセントを付けた梁が「インダストリアル」や「アーバン」で丁度いい無骨感。

いや、クール感?上手く表現は出来ないけれど、様々なテイストがMIXされているのに、上手く融合されている室内。

リノベーションの楽しさの1つにテクスチャーがあります。

素材の持つ手触りや、質感なのですが、例えばTVの背面に施行された

ウッドパネル。

既製品とはまた違ったプロダクトで、古材を利用しているんです。

実際に現場の足場等で利用された物がそれに該当するのですが、様々な天候の中でタフに使用された木材は、自然が生み出した色の抜けや傷が、唯一無二のデザインとして建材に生まれ変わります。

そして、足元を見れば無垢材の床。ヘリンボーン貼りで施工されてます。

ヘリンボーンは貼り方の種類の1つで、生地の織り方などでもあるので、知っている方も多いのでは?

施工に手間がかかるため、費用が掛かる点がデメリットと言えますが、施工された床面に現れる模様は美しく、デザイン性も高く、高級感が出ます。

一見すると取り入れるのが難しそうなヘリンボーンですが、意外にも様々なテイストの部屋に合い、アクセントになる事からとても人気があるんです。

また無垢を採用している為、素足での足触りが良く調湿効果があるのも特徴です!

リビング横にはスライドドアで仕切れるキッズルーム。

6.0帖のキッズルームも、もちろん床はヘリンボーン。

壁は躯体現し(クロス等を貼らず、コンクリート地を露出させる仕様の事)ですが、床や建具のウッドがバランスを取り、優しい雰囲気に仕上がってますね♪

ちなみに室内のインテリアは奥様が大半を手掛けているそうです!

実は奥様のお仕事はインテリア関係で、空間プロデュースも手掛けている事から、まとまった室内の雰囲気に納得!です。

生活する上で、このお住まいのポイントを聞いた所、キッズルーム奥に見える一見すると壁に見えるウッド部分がRoom2に抜けるWICになっている部分だそう!

収納は左右に扉が分かれており、右側がRoom2へ抜けれるウォークスルー仕様。

住まれる人数にもよりますが、かなりの収納力ではないでしょうか?

収納へアクセスする扉も、一見すると壁と見間違うようなギミック。

生活感を抑え、またちょっとした遊び心が日常にワクワクを生み出します!

木目調クロスではなく、材質に拘るからこそ出る雰囲気です。

壁には室内窓もあって、閉鎖的にならないような工夫が!

そして細かい所ですが、電気スイッチ1つにもこだわるのが、リノベーションの楽しさ♪

モルタルの壁と相性抜群のトグルスイッチ。男心をくすぐります^^

お次はキッチンに施されたサブウェイタイル!

NYの地下鉄などで利用されていたことから、この名前に!シンプルでいながら取り入れやすいデザイン性のため、カフェなどの店舗でもよく目にするタイル。

基本は画像の様なタイルですが、艶の無いマットな物や、表面が平面ではなく四辺を面取りしたタイプを取り入れたりと、基本スタイルを崩さずに拘りを出すことも可能です!

続いてキッチン床。

グレーのヘキサゴンフロアタイルを採用。

陶器は、食器等を落とした場合、床面も割れる可能性が高く、冬は冷えてしまう事から、フロアタイルを採用。

CF(クッションフロア)が1枚のシートでの施工に対して、フロアタイルは1ピース毎の施工の為、コストが高いことが難点ですが、CFにはないリアルな質感と、高い耐久性やメンテナンスのし易さから、非常に人気の高い建材です。

ウッドとタイルが清潔感のある明るいキッチンを演出。食洗機も付いてます^^

ところで、以前は室内の建具(ドアや収納扉など)の色は統一されているのが一般的でしたが、

ここ数年、リビングドアだけアクセントとしてカラーを変えたりする方が多く見られます。

今や、リノベ界にとどまらず、新築戸建て等でも多く見られ、もはやトレンドから定番になりつつあります。

今回のお部屋も武骨でカッコイイ、ブラックのリビングドア!

ドアノブとの組み合わせが、アンティーク感を醸し出してかっこいいですね。

ガラス面はチェッカー柄で、こちらもデザイン・機能性の両立した仕様です。

次は洗面室!

造作された洗面台は深いブルーのタイルと白い陶器のシンクが、とっても清潔でいて、クールな雰囲気!

ある程度高さのある水栓は、洗髪する際に使い勝手が良く、またノズルの伸びるタイプなので、掃除しやすいのが特徴です。三面鏡裏の収納とサイドのニッチも機能性を兼ねていて使いやすそう!

最後は・・・廊下、玄関部分。

壁面に木質パネルを採用。さらにテクスチャが分かる程度に塗装されてるのがお判りいただけますか?

飾られたアートとの相性も抜群にマッチしていますね!

玄関部の壁に、インダストリアル感あふれるマリンランプを設置。

光の陰影が、カッコよくも落ち着く雰囲気♪

とてもセンス良くまとまって、さすがの一言に尽きます!

拘ったリノベ物件は、住む人を選ぶ?

まず初めに結論から。

いいえ、そんなことありません。この物件に限っては!

テイストの好き嫌いを言われてしまうと、そもそもって話なんですが。。

そこは良しとして、冒頭にある間取りを見て頂くと分かるのですが、

間取りが基本的には良くある間取りじゃないですか?

そこにWIC(ウォークスルータイプ)で動線を考え、生活のしやすさを追加しているんです。

ネットで見る、間取りを大きく変えて施主にフィットしたオンリーワンな間取り。

それ自体はその住みてに合っているので良いのですが、売却に出した場合、住む人を選ぶんです。

今回の物件は、

普遍的である意味大衆的な間取りをベースに楽しくワクワクする様なテイストに

リノベーションしているからこそ、多くの人にとって生活しやすい家になっているんです!

リノベでは変えられない要素

散々熱く語ってきたリノベーション!間取りを大きく変えたり、出来ない事はないくらい可能性のあるリノベですが、立地や陽当たりなどを変える事は出来ません。

今回のお部屋の、その辺りはどうなんでしょう。

若干南西に振れた、ほぼ南向きの室内は、朝から夕方頃まで日が差し込みとっても明るい室内環境なんです♪

バルコニーから正面をみると、ちょうど建物の無い突き抜けた眺望が!

前面道路を挟んだ、現況更地部分は市の管理されている土地で、野菜などの耕作物を育てる畑。

こんな恵まれた日照環境に加えて、北側の窓を開ければ、リビングから風が抜け夏場の夜間はエアコンが不要との事!

これはリノベでも、どうする事も出来ない要素。施設

最後に・・・

いかがでしたか?

売主様ご夫婦の様々な思いが、リノベーションによって具現化された今回のお部屋!

日々トレンドの変わる住宅業界でありながら、今も古さを感じないセンスと、室内の綺麗さ。

単なる中古物件では済まされない、オンリーワンの物件ではないでしょうか?

リノベーション物件を検討されている方は是非この機会にお問い合わせ下さい!

お問合せ、お待ちしております。

MET Design Home 株式会社
宅建業免許:埼玉県知事(4)第21133号

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