不動産営業マン家を買うVol.9 リノベーション初回打ち合わせ編

このブログは、不動産営業マンが、不動産購入から引っ越しまでを綴るブログとなっています。

男「するお君、初回打ち合わせだけど予定はいつが良いですか?」

するおに話しかけるその男、名を・・・

扇子良男(せんす よしお)

今回 するおがリノベーションをお願いする会社「コトリ イノベーション」の代表取締役。

営業以上に口が立つやり手だが、間違いないセンスと知識・経験を持つ。

「Zoomでも打ち合わせ出来るので言って下さいね!」

良男の横から気遣いある言葉を投げかけてきたのが良男が信頼を寄せる部下 

池 輝雄(いけ てるお)

良男が認めるだけのセンスと、無口だがカスタマーに寄り添いながら間違いない提案をするデザイナー。

するお「OKです!輝雄くん、打ち合わせ前に1回現地見に行きましょう」

輝雄「がってん!」

※一般の方は、売買契約を締結する前に必ず業者の方と現地に足を運んでください。その上で契約する事をお勧めします。

-数日後-

「ガチャ」

事前に先方業者に内見する事を伝え鍵を借りて現地へ。

玄関ドアを開けると、くったくたに疲れ切った室内と、ほこりの溜まった床。

輝雄は初内見だが、顔色1つ変えず淡々と仕事をこなす。

まさに職人気質

するおのリノベに関する要望は

❏置床にして室内をフラットにしたい

するおの購入した物件は室内に段差がある物件。純粋にバリアフリーにしたいのです。そして下で出てくるフカフカは置床にすれば解消が出来るのです。

❏場合によっては躯体現しにしたい

天井が2重天井の場合、躯体現しにすることで天井高が上がり、より開放感のある空間になると同時に、インダストリアルなテイストに大きく貢献するポイントなんです。

❏マンション特有のフカフカする床を解消したい

マンションは下階への音の配慮の為、遮音等級のある床材を利用することを規約で定めている場合が大半です。

床材の裏面に歩行時の衝撃を緩和するためのスポンジの様な素材が貼られている為、歩くと少しフカフカするのです。するおの実家はマンションでフカフカには慣れていますが、逆にそこにストレスが有った為、この要望に繋がりました。

自らの記録の為、室内写真撮影に精を出す するお

寸法を測り寡黙に仕事を進める輝雄

ぼんやりとした、間取りの希望を、何となく輝雄くんに伝える するおは、数分後に衝撃の事実を知る事になるのを、まだ知らない。

それなりの時間が経過した時に輝雄が口を開く。

輝雄「廊下の天井高が2100なので、一般的に置床はお勧め出来ませんねぇ」

するお(ふぇっ?)

すると、リビングに移動した輝雄は軽くジャンプし、手に持ったペンを天井に当てる。着地と同時に輝雄の口が開く。

輝雄「直天(じかてん)っす」

※直天井の事。

するお(ふぇい?)

全てを察しましたよ。つまりはこうです。

・室内の段差は解消できない。(やろうと思えば出来るが、色々困難が出てくる)

・天井はこれ以上あがらない。

2人は物件を後にした。

~数日後~

するおは自宅でPCを開き、妻と2人で待機していた。初回打ち合わせはZOOMで行う事になった するお。

画面越しには、にこやかに会釈する輝雄。

輝雄「今からプランを送りますね!」

期待と不安が混じる瞬間。するお 初回の打ち合わせが今まさに始まろうとしている!

次回 番外編 営業マンの箸休め -住宅ローンにまつわる小話- お楽しみに!コチラから読めます。

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