さいたま市見沼区御蔵をご紹介

さいたまの街をもっと知ろう!深く掘っていこう!

意外と色々あるぞ、さいたま!ということで、今回はさいたま市見沼区御蔵をご紹介します!

見沼区御蔵はJR大宮駅東口より県道214号を第二産業道路方面へ進み、県道65号周辺に所在しています。

近隣には、さいたま市立片柳中学校、さいたま市片柳保育園、片柳幼稚園等があります。

さっそく進んでみましょう!

まず県道214号沿いには「パティスリー アンフィーユ 2016」というケーキ屋さんがあります。

見沼区御蔵 パティスリーアンフィーユ2016
このお洒落な外観、車から絶対みんな目にとまるはず!

子供から大人まで幅広い年齢層のお客さんが楽しめるように、お酒をあまり使用せず季節や地域にあったやさしい味がコンセプトのケーキ屋さんです。

見沼区御蔵 パティスリーアンフィーユ2016
「見沼区白子果樹園さんのブルーベリータルト」完熟で甘酸っぱいブルーベリーに優しい味のタルト

見沼区御蔵 パティスリーアンフィーユ2016
シェフおすすめ「うらの~る」

味だけではなく見た目も一つ一つすばらしいクオリティなので、私もよく利用させていただいています。

手土産や誕生日等にぜひおススメです!

さらに県道214号を東新井交差点先に進むと、一軒家のシャッターに「Ogu cafe(オグカフェ)」という文字が。。。

見沼区御蔵 ogu cafe
十穀米のごはんを中心にヘルシーで体に優しそうなメニューのようです

こちらでは、平日昼間にランチ、スイーツが食べられるようですが、店舗工事のため7月はお休みとのこと。残念すぎるっっ!!

リベンジして再度UPさせていただきます。

定休日:月、土、日

営業時間:11:00~17:00

「Ogu cafe」さんを道路挟んだあたりをプラプラ歩いていると、住宅街が見えてきました。

梅雨の合間の散歩もおつですよね。なんてw

見沼区御蔵 あじさい
紫陽花が綺麗に咲く季節ですね

突然ですが「クマガイソウ」って知っていますか?

クマガイソウとは、、、

クマガイソウは、ラン科アツモリソウ属に分類される多年草の1種。大きな花をつけ、扇型の特徴的な葉をつける。 和名の由来は、アツモリソウともに、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実と、一ノ谷の戦いで彼に討たれた平敦盛にあてたものである。

出典:Wikipedia

見沼区ではクマガイソウを区の花としていて、さいたま市の天然記念物にも指定されているそうです。

昔は多く咲いていたけど、今は環境の変化でだいぶ減ってきた希少な花で、御蔵にある「尾島農園」さんで、自生されているとのことで見に行ってきました。

見沼区御蔵 尾島農園 クマガイソウ ブルーベリー畑
今の時期はブルーベリー食べ放題を例年はしていますが、今年は感染予防のためネット販売をしています

こちらの先祖様は、約300年前に徳川吉宗に新田開発をするようにと激励もあり、再開発に携わった方とのことです。すごい方じゃないですかっっ!?

今年は公開をしていませんが、特別にクマガイソウを見せていただきました。

見沼区御蔵 尾島農園 クマガイソウ ブルーベリー畑
以前はたくさんあったクマガイソウが今はだいぶ減ってしまったみたいです

見沼区御蔵 尾島農園 クマガイソウ ブルーベリー畑

クマガイソウの開花時期は春のため、残念ながら今は花は咲いていませんが、貴重なものをみせていただき、本当にありがとうございました。

この辺りの家は、庭に畑があったり、細い道を入ると森につながっていたり、敷地内に墓地があったり、、、

迷いそうになり一人で行ったり来たりしていると、

民家の間に突如鳥居が。

見沼区御蔵 神明神社
家の間に鳥居

神明神社」というそうです。

奥に入ると、、、

見沼区御蔵 神明神社
どどーん!

神明神社は創建年代等は不詳のようですが、中世にはこの辺りの中心地であり、古くから祀られていたのではないかといわれているようです。

中世っていつよ。?

答え→平安時代末から室町時代まで

なんと、そんな古い建物だったとは( ゚Д゚)

住所はこちら:さいたま市見沼区御蔵368

そして調べていくと、御蔵ではもう一つ有名な神社があるようなので、そちらも見てみることに。

県道65号を浦和方面に向かう途中にある「愛宕神社」へ。

見沼区御蔵 愛宕神社
こちらも住宅街の中に突如

見沼区御蔵 愛宕神社
こちらも、どどーん!

住所はこちら: 埼玉県さいたま市見沼区大字御蔵1167

太田道灌という室町時代後期の武将の金蔵が「蔵の敷台」と呼ばれる所に建てられ、この蔵の火防の神として蔵の前に江戸時代に愛宕神社を祀ったとも伝えられるといいます。

住宅街に突如出会った神社ですが、思いがけない歴史に触れました。。。

さて、この「愛宕神社」真向かいの坂道を降りていくと(この辺りは坂道が多い)

見沼区御蔵
登ったり下ったり

見沼区御蔵
よく見ると、ここにも鳥居

つきあたりを右折すると

見沼区御蔵 カフェドラフェット
いきなりお洒落な洋館!

ガレット専門店「CAFE De LAFET(カフェ ド ラフェット)」さん。

見沼区御蔵 カフェドラフェット
どの角度からもインスタ映えする

前は森林で周辺は住宅街。

まさに隠れ家。隠れすぎる!

早速お邪魔しま~す!

見沼区御蔵 カフェドラフェット
うさぎのラフェット(左)と奥さんのアグネス(右)がお出迎え

外観のお洒落さにもやられましたが、1歩中に入ると非日常的な空間。

装飾がすべてが凄すぎる!

見沼区御蔵 カフェドラフェット
アンティークのお店に入ったかのよう。。。

見沼区御蔵 カフェドラフェット
あの有名なモナリザ。。。

見沼区御蔵 カフェドラフェット
3人席が2つ、2人席1つ、4人席1つ。どの席も素敵な装飾。2階には個室もあり

こちらのお店は9年前にOPENされたそうです。

店舗デザイナーをされていた店主さんは、フランスのブルターニュ地方をイメージしてお店のデザインをされ、天井や床などもご自分で作業されたというこだわりぶり。

装飾に圧倒されているとお待ちかねの、、、

見沼区御蔵 カフェドラフェット
ミネストローネのスープは、温or冷が選べます

見沼区御蔵 カフェドラフェット
チーズ+生ハム+タマゴ+ピクルス&レモンのガレット。優勝

見沼区御蔵 カフェドラフェット
ミルクの入れ物が可愛い!コーヒーはハンドドリップ

実はガレット人生初。食べてみると、、、

「うまっ!!」思わず心の声が口にでました。

蕎麦粉100%の生地は外がカリッカリッ、中がバターと蜂蜜と卵とチーズがジュワ~っと溶けてフワッと幸せに包まれる感覚に。

カリッ、ジュワ~、フワッ。はい、これです。幸せの順番。

テイクアウトにすると、このカリッ、ジュワ~、フワッが味わえなくなるので、店内飲食のみとのこと。

確かに童話の中にいるような空間で、こだわりの焼きたてガレットを食べることに意味があると、ここに来て納得。

そして、なんと「市民が選んだ三ツ星グルメ63選2015-2016大宮・上尾・与野・岩槻版」に掲載されたそうです(^^♪

ランチは1,370円(税抜)~のガレット(スープ、サラダ、ドリンク付)と2,000円(税抜)~のコースがあり、夜はコースのみ。

ちなみにスイーツの自家製チーズケーキも絶品とのこと。今度は絶対食べよう!

美味しいだけじゃなく、ボリュームもあり大満足でした。ご馳走様でした!

いかがでしたでしょうか?

見沼区御蔵。

御蔵には浦和・岩槻を結ぶ鎌倉街道が通り、鎌倉街道から命名された「鎌倉公園」も高台にあります。

歴史もあり、古くからある家や田んぼ、新しい家や景色をいかしたお店。

最寄り駅の「大宮」駅、「北浦和」駅までバスで行ける利便性の中に、自然を感じられる街でした。

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