VARIA VS3 オシャレで高性能なグラインダーの紹介
自宅リノベを切っ掛けに珈琲を嗜むようになったアラフォー営業マン”するお”
珈琲ビギナー代表として、知りえた知識を皆さんと共有する為の珈琲好きの為の珈琲コラム♪
珈琲を飲みながらお楽しみ下さい。
今回は珈琲豆を砕くグラインダー(ミル)のお話♪
自宅で珈琲を淹れる際、豆のまま購入するかたは避けて通れない豆を挽く行為。
様々な種類の器具が存在し、価格も様々です。
数か月前にグラインダーを購入したので、その紹介と実際使用してみての感想をお伝えしようと思います。
豆の粒度、その違いに対しての味の変化・・などなどの情報は本格的にレビューしている方々がいらっしゃるので、そちらを参考にして頂けると良いと思います!
ここでは、するお独自の独断と偏見に満ち溢れた感想を綴っていきますよ~。
商品詳細
モデル名:Varia Vs3 (第二世代)
メーカー:Varia
サイズ:本体 横9cm、縦31cm、奥行き14.7cm
重 さ:約3.5kg
ホッパー容量:約30g (浅煎り豆の場合。深煎りの場合25g位)
※公式代理店HPより variaはニュージーランド出身の業界歴15年以上のCEOが2020年に設立した台湾を拠点に展開する珈琲器具ブランドです。日本の正規代理店はkigu(合同会社 Kurasu)
決め手
極細挽き対応
珈琲は、使う珈琲器具(抽出方法)によって挽き目を変えるのですが、今回はエスプレッソに対応したグラインダーが目的でした。 エスプレッソは極細挽きといって、パウダーに近い粒度まで細かく挽かないと抽出が出来ません。variaはエスプレッソからハンドドリップまで対応可
デザイン
グラインダーは性能が一番大切なのですが、やはりデザインも重要視したいポイントでした。
今までネットで見てきた家庭用ミルのデザインとは違い、質感やごちゃごちゃしていないシンプルさに惹かれました。 本体はADC12ダイキャストでザラつきのあるマットな質感。
カラー展開はブラックとホワイト2色。
ブラックは真っ黒というよりダークトーンのガンメタというイメージ
価格
決して安く無い金額ですが、条件を満たすグラインダーの中では、ダントツにコスパに優れたグラインダーです。 珈琲の世界はこだわれば値段も果てしなく上がってしまうので、するお程度の珈琲好きには丁度良いのではないでしょうか!
サイズ感
横幅9㎝で、カップボードに置いたとき、場所を取らないコンパクトさが魅力です♪
約3.5㎏の重さも安定感が出て◎
使用感
他を使ったことがないので、公平な意見は言えないのですが、特に問題なく使えています。 欲を言えば、気になる点として以下が挙げられます。
粉の飛び散り
通常、挽いた粉が静電気により吐出口付近などについてしまいます。
大半のグラインダーで、この静電気問題は起こり、ある程度珈琲に精通している方であれば、
共感して頂けるのではないのでしょうか?
メーカーにより静電気が起きにくい工夫がされているモデルもあるのですが、もっぱら静電気を抑える方法としてRDTという方法が認知されています。
これは、豆を挽く前に、スプレー等で水を豆に掛ける事で静電気の発生を抑える事が出来ます。
しかし水気を帯びた豆が、グラインダーの刃に触れる事は、大半のメーカーが推奨しません。
しかしVariaは公式でRDTを推奨しており、これにより粉の飛び散りも最小限に抑えられてはいるのですが、やはりカップボード表面をダスターで拭くと若干の飛び散りがあります。
本体付属品にRDT用のボトルがある事からも、RDT推しなのがわかります。
気持ち程度の対応にはなりますが、粉受けのカップを吐出口に近付ければ、より抑えれるのかなぁと思います。 variaのロゴ入りRDTボトル
音
これは、YouTubeやレビュー記事を見ても、静かだと言われているので静かなんでしょう。
実際使ってみての感想は、思ったより音するねぇって感じです。
うるさいとは思いませんが、他のグラインダーはもっとうるさいのかなと。
今回購入したのはマイナーチェンジされた第二世代verなのですが、第一世代のレビュー動画の音と比べると音の質が変わっている印象を受けました。
第二世代の方が高音が響く感じですかね?
個人的には第一世代の音の方が好きです。(動画での確認なので実際は違うかもしれませんが)
なんだかんだ、手挽で行ったらそれなりに大変な作業を、数十秒で行ってくれるので快適です。
電源の大きさ
本体の背面にDCアダプターを繋ぎ、電気を供給するのですが、そのアダプターが気持ちゴツイです。
右奥に見えるのが電源。
注意点
ネットで調べると、このグラインダーは
「ハンドドリップのグラインダーで、エスプレッソにも対応している」
という形で紹介、認知されている印象を受けますが、色々調べると
「エスプレッソ用途を基本に、ハンドドリップまで対応している」
という認識が正しいらしいです。
これは、シングルドーズ仕様な事を見ればわかる事です。
シングルドーズとは、1回分の珈琲を淹れる用の事です。
エスプレッソは1回につき多くて20gの豆を使用します。
ハンドドリップもホット1杯分は10-15g位。
数杯分の珈琲を淹れる方は、それなりの量の豆を使用する為、vs3だと数回に分ける必要があり
結構なストレスに繋がります。
30g以上の豆を1度に挽きたい場合は、このグラインダーでは難しいです。
加えて、ハンドドリップ用の挽き目の粒度の均一性の精度がそこまで高くないようです。
するおは後者の認識で購入したので問題ないですが、この認識次第では購入後の印象を左右するかもです!
※ホッパーに取り付けるシリコーンベロー(ホッパーに取付け、空気を送り機械内の粉を排出する付属パーツ)を取り付け、ホッパー容量を増やすことで、この辺の問題を懸念される方はいくらか改善できると思います。
最後に
なんだかんだ厳しめに書きましたが、とっても満足しています!
購入してよかったなと思ってますよー♪
今まではブレードが回転する、回転刃タイプのグラインダーを利用していましたがグラインダーが変わる事で、ここまで珈琲(ハンドドリップ)の風味が変わるとは思いませんでした。
挽きたての香り、抽出後の香り、風味などなど改めてグラインダーの大切さを実感しました♪
珈琲は豆の種類や質、鮮度等が1番なのは大前提ですが、豆のポテンシャルを引き出すためにグラインダーに拘ってみてはいかがでしょうか?
皆さんなりのBESTなグランダーが見つかる事を祈ってます♪